備忘録

息子のうつの記録です。

退学!

夏休みに入る直前に、仲の良かった友だちと喧嘩。

一方的に責められて信頼感をなくし、そのことで学校を辞めたいと言い出した。


夏休み中に気持ちが変わるかもと期待したが、ダメだった。


学校との話し合いの結果、9月いっぱいで退学。

今日からもう高校生ではない。


バイトは、飲食店を辞めて、今は接客ではない仕事をしている。

接客……辛かったようだ。

まぁ、人には向き不向きがあるから…。

接客も極めれば楽しいんだけどな。

楽しいと思うようになれるまでが大変かもしれない。


来年、定時制の高校を受験するらしい。


思うことは沢山あるけれど、彼の生き方だ。

とやかく言ってもしかたない。

寄り添って見守るしかない。


「どうしてこんなに生きづらいんだろう」と息子が言った時に、「生きづらい方へ行っているのは自分じゃないの?」と思わず言ってしまった。

そうしたら「好きでそうしているわけではない」と。

そうよね〜

息子は息子なりに、もがいている。


人生に勝ち負けなどない。

高校を辞めたからって、負けた訳じゃない。

でも、息子が辞めた高校の制服を着ている生徒を見かけると、何とも言えない気持ちになるのも事実。


誰もが自分の輝ける場所で楽しく笑って過ごせたらなそれが最高だな。

あの時死んでおけばよかった

今日の息子は不機嫌。

態度も悪く言動がおかしい。

諌めたところ、「俺の気持ちは誰も理解できない」

「お母さんに迷惑ばかりかけてるから、一人暮らししたい」と言い出し、最後には「あの時、死んでおけばよかった」と。


その言葉にブチ切れて「ほんとに?ほんとにそう思ってるの?」

「それなら一緒に今から死のう。どうやって死ぬ?首を吊る?車で海に突っ込む?」

感情的になってまくしたてた。


最後には2人で泣いて終了。


鬱だから…と、いつもは掛ける言葉にも気をつけて接するようにしているけれど。

そうはできない時もある。

ぶつかることがあったとしても、それでも家族。



死んでおけばよかった、と思うこともあるかもしれないね。

だけど、生きていてよかった、と思う気持ちが少しでも大きくなるように。

そうなるまで一緒に生きようね。

さみしいって何?

息子、毎日帰りが遅い。

バイトもあるが、友だちと遊び歩いたり。

「早く帰って身体をやすめないと」と言ったら、「1人でいるのがさみしい。誰かと一緒にいたい。」と。


家族ではダメみたい。

友だちじゃないと。


わたしはどちらかというと1人が好きで。

さみしいという気持ちがよくわからないんだな。


うつだからさみしいのか?

さみしいからうつなのか?


うーん。


わからないけどその気持に寄り添いたい。